四ヶ伝の点前は、口伝のためそれぞれがどんな内容かよくわからず困っていませんか?

口伝ってことは頭で覚えないといけないね。

何のための点前かわかると進めやすいよ。
今回の記事では、四ヶ伝とはどんな点前なのか、それぞれに共通することや許状の種類なども解説します。
- 四ヶ伝とは何か
- 点前で共通すること
- 四ヶ伝の学びを深めるおすすめ本
- 許状の種類
- 点前時の服装
点前で四ヶ伝を習っている方や奥伝まで進んで復習したい方などの参考になればと思います。
目次
四ヶ伝とは?

四ヶ伝とは、口伝の点前です。
そのため、何度も稽古をする必要があります。

どんな種類があるの?
四ヶ伝は、「唐物」「盆点」「台天目」「茶通箱」があります。
それぞれ風炉や炉があるため8種類以上の点前を覚えていくのです。
それぞれ詳しく解説していきます。
唐物
唐物は、中国から伝来した茶入を使う点前です。
とても貴重な品なので、唐物を扱う際はいつも両手扱いになります。
拝見へ出す際も鐶付きに置きます。
詳しい内容は下の記事で解説しています。
盆点
盆点は、唐物茶入と盆を使う点前です。
盆は、唐物茶入を乗せる専用になります。
唐物茶入の扱いはもちろん、この盆の扱いについても学びます。
盆に乗っているくらいですから、盆点で使う唐物茶入は、問答で伝来が必要です。
台天目
台天目は、奥伝では必須の天目茶碗と天目台を使う点前です。
天目茶碗や天目台の扱いをとにかく稽古します。
また、茶杓の清め方や扱いが変わり、とても丁寧になります。
問答では、天目茶碗について話すため、事前に勉強しておくのがおすすめです。
伝来などはまだ必要ありませんが、奥伝まで進むと使うことになるため、ここで学んでおきましょう。
茶通箱
茶通箱の点前は、「茶通箱」という道具を使って行います。
濃茶を2服点てる点前です。
茶通箱の種類を覚えたり扱い方を覚えたりします。
点前をする亭主よりもお客様をされる方が難しいです。
お客様は、亭主の動きを見ながら2服目を所望したり問答をしたりすることになります。
とにかくお客様から亭主へ伺う場面が多く、タイミングが大変な点前です。
【四ヶ伝】点前で共通すること

四ヶ伝の点前で共通していることは、3つあります。
- 貴重な道具を使う
- 省略なし
- 菓子3種(主菓子2種、水物1種)
どの点前も貴重な道具を扱うものになります。
四ヶ伝は、その先に習う「奥伝」の割稽古のようなものです。
奥伝を習ってから、また小習や四ヶ伝を稽古するとストンと納得できるのが茶道の不思議なところでもあります。
【四ヶ伝】おすすめ本2選!

四ヶ伝は、基本的に口伝の点前です。
そのため、小習のように教本がありません。
しかし、四ヶ伝の問答などで学びになる書籍はあります。
茶入について学べる書籍を2冊紹介します。
木塚久仁子著『名物茶入の履歴書』
木塚久仁子著『名物茶入の履歴書』は、2016年に『淡交』で連載していたものが書籍化されたものです。
イラストや表も多く、わかりやすく紹介されています。
普段は知ることのできない名物茶入の見どころや来歴を学べる一冊です。
- タイトル:『名物茶入の履歴書』
- 著者:木塚久仁子
- 出版社:淡交社
- 発売日:2018年12月14日
矢部良明著『エピソードで綴る茶入物語 歴史・分類と美学』
矢部良明著『エピソードで綴る茶入物語 歴史・分類と美学』は、朝日新聞や茶華道ニュースなどでも紹介された書籍です。
茶壺や茶入の話を多くのエピーソードをもとに紹介されています。
- タイトル:『エピソードで綴る茶入物語 歴史・分類と美学』
- 著者:矢部良明
- 出版社:宮帯出版社
- 発売日:2011年12月
【四ヶ伝】許状は5種類

四ヶ伝の点前に入る前に許状を取ります。
その際は、四ヶ伝の「唐物」「盆点」「台天目」「茶通箱」以外に「和巾」も追加されます。
和巾は四ヶ伝ではありませんが、同じタイミングで許状申請をします。
そのため、四ヶ伝といっていますが5つの点前になります。

和巾も風炉と炉があるのかな?
それぞれ風炉と炉があり、これだけでも10種類の点前を覚えることになります。
ただし、単純に10種類ではなく、使う道具によっても少しずつ点前が変わる可能性があります。
【四ヶ伝】点前時の服装は?

四ヶ伝は、奥伝の割稽古にもなる点前です。

そんな大事な稽古のときって普通の洋服でいいの?

決まりはないけれど着物がおすすめかな。
着物で点前をするときの所作が身につきます。
例えば、四ヶ伝では動くことが多いので、裾さばきや膝の動かし方、袖の扱いなどです。
洋服では気がつかなかったところまで注意する必要があります。
しかし、普段着物に慣れていないと突然着付けをするといっても大変です。
本や動画を使い、独学で着付けをするのも良いですが、上手くいかない可能性が高いです。
どなたか知り合いで教えていただければ頼んでみるのも一つの手段です。
また、無料体験ができる着付け教室へ行ってみるのも良いでしょう。

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【四ヶ伝】のまとめ

- 四ヶ伝とは、口伝の点前
- 種類は、「唐物」「盆点」「台天目」「茶通箱」の4つ
- 共通することは貴重な道具が使われているなど3つ
- 許状は、和巾が追加され5種類
- 奥伝の割稽古にもつながるため点前は着物の方が学びが深い
- 着付けは知り合いに頼むか無料体験ができる「いち瑠」がおすすめ
稽古を重ね少しずつ点前や所作、知識も深めていきたいですね。

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