茶道を始めたばかりの頃、こんな悩みはありませんか?
茶道には多くの道具がありますが、最初からすべてを覚える必要はありません。
まずは「よく使う基本の茶道具」と、その役割を知ることが大切です。
この記事では、茶道初心者の方に向けて、基本的な茶道具の名前・役割をわかりやすく紹介します。
目次
最初に覚えたい基本の茶道具一覧
茶道具は、たくさんあるので、「名前がわからない」「どんな役割があるの?」と思っていませんか。
最初は、「よく使う基本の茶道具」から少しずつ覚えていきましょう!
なぜなら、本当にたくさんの種類があるので、最初からすべて覚えるのは難しいからです。
基本の茶道具の名称や役割を知っているだけでも、先生や先輩方からの説明が理解しやすくなります。
内容がわかると、稽古や茶会をさらに楽しく感じられるはずです。
まずは、茶室の床の間にある茶道具から見ていきましょう。
掛物(かけもの)

掛物は、床の間に掛けて鑑賞するものです。
「和敬清寂」や「一期一会」といった書や和歌、絵などが書かれています。
掛物は、茶席のテーマや季節、亭主の想いを表現する大切な道具です。
花入(はないれ)
花入は、茶室に飾る花を入れる器です。
茶道では、自然の美しさを大切にするため、季節感のある花が生けられます。
花入には、竹・籠(かご)・金属製・焼物(やきもの)などがあります。
香合(こうごう)
香合は、お香を入れる小さな器のことです。
茶席では、お香をたいて香りを楽しみます。
小さいながらも、季節感や趣向が表現される奥深い道具です。
お釜(かま)

お釜は、水を入れてお湯を沸かすための道具です。

茶室で、お湯が沸いてきた音をゆっくり聞くのも良いね。

茶道では「釜の音」を「松風」ともいうよ。
冬と夏で形や扱いが変わり、季節によって違いを楽しめる道具でもあります。
柄杓(ひしゃく)・蓋置(ふたおき)

釜や水指から水・お湯をくむ道具です。
長い柄が特徴で、竹で作られています。
扱い方には、細かな作法があります。

最初は、くんだお湯を茶碗に入れるのが難しかったな。
蓋置(ふたおき)は、釜の蓋や柄杓を一時的に置くための道具です。
小さな道具ですが、茶席では重要な役割があります。
竹製・陶器製など種類も豊富です。
種類によってが扱い方が違うので、それぞれの蓋置での稽古が必要になります。
茶入(ちゃいれ)・仕覆(しふく)

茶入れは、濃茶用の抹茶を入れる器です。
主に陶器製で、格式の高い茶席でも使われます。
仕覆(しふく)は、茶入を包む袋です。
高級な裂地(きれじ)で作られており、茶入を大切に扱うために使われます。
棗(なつめ)

棗は、薄茶器(うすちゃき)ともいい、薄茶用の抹茶を入れる器です。
漆塗りのものが多く、見た目がなつめの実に似ていることから「棗」と呼ばれます。
茶碗(ちゃわん)

茶碗は、抹茶を点てるための器です。
普段の稽古から季節に合ったものを選んで使います。
茶杓(ちゃしゃく)

茶杓は、抹茶をすくうための細長い道具です。
竹で作られることが多く、流派や作者によって形が異なります。
茶筅(ちゃせん)

茶筅は、抹茶を点てるための竹製の道具です。
抹茶を点てる際に使います。
初心者にとっては、もっとも「茶道らしさ」を感じやすい道具かもしれません。
水指(みずさし)

水指は、茶席で使う水を入れておく器です。
釜に水を足す際などに使われます。
陶器・漆器・ガラスなど、季節によって素材が変わることもあります。
建水(けんすい)

建水は、使い終わったお湯や水を捨てるための器です。
表には見えにくい道具ですが、茶道の所作では頻繁に使われます。
炭斗(すみとり)

炭斗は、炭を入れておくための器です。
炭をおこすための炭点前(すみでまえ)で使います。
帛紗(ふくさ)

帛紗は、茶器などを清めるための布です。
流派や性別によって色が異なります。
初心者がお稽古を始める際、まず最初に準備する道具の一つです。
古帛紗(こぶくさ)

古帛紗は、茶碗や茶入を拝見する際に使う小さな布です。
茶道で最初に習う点前(「盆略点前」)にも使います。
自分のお気に入りの柄や生地を選ぶのがおすすめです。
扇子(せんす)

茶道で使う扇子は、あおぐためではなく「礼儀」を表す道具です。
挨拶や境界を示すために使われます。
普段使いの扇子とは用途が違うので、初心者は驚くことも多いでしょう。
懐紙(かいし)・懐紙入れ・菓子切り

懐紙は、和菓子をいただく際や、口元をぬぐう際に使う紙です。
茶道では必需品の一つです。
持っているだけで「茶道をしている人らしさ」が出るアイテムでもあります。
懐紙入れは、懐紙や菓子切りなどをまとめて入れるケースです。
お稽古や茶会では、バッグの中を整理するのにも役立ちます。
菓子切りは、和菓子を切って食べるための道具です。
茶席では、木の黒文字(くろもじ)が出されますが、自分で持っておくのはステンレス製が多いです。
茶会で、和菓子をいただくために欠かせない道具になります。
数寄屋袋(すきやぶくろ)

数寄屋袋は、茶道具や懐紙などの小物をまとめて持ち運ぶ袋です。
初心者にとっては、コンパクトな「茶道用バッグ」のような存在です。
デザインも豊富で、お気に入りを選ぶ楽しみがあります。
【まとめ】茶道具の名前を知ると、お稽古がもっと楽しくなる
茶道具には、それぞれ役割や意味があります。
名前がわかるようになると、
ようになります。
まずは今回紹介した基本の茶道具から、少しずつ覚えていきましょう。
茶道は「覚えて終わり」ではなく、道具を通して日本文化や心遣いを学べる奥深い世界です。

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