茶道教室へ通ってみたい、始めてみたいと思っても、「どのくらいお金がかかるんだろう…。」と不安に感じませんか?

よくわからないけど高そう。
茶道は「お金がかかる趣味」というイメージもあり、気になっていても一歩踏み出せないことがあります。
また、何に費用がかかるのかわかりにくいのも原因の一つです。
ただ実際には、道具のレンタルがあったり初心者のうちは着物が不要だったりする教室も多く、工夫次第で無理なく続けることができます。
あくまで目安ですが、初心者の場合の費用は下のようになることが多いです。
- 初期費用:5,000円〜20,000円程度
- 月謝・回数制:2,000円〜10,000円程度
- 年間:30,000~140,000円程度
※茶会への参加や許状取得をする場合は、別料金がかかります。
私は、10代の頃から裏千家茶道を始め、20年近く稽古してきました。

裏千家茶道の茶名をいただき、現在準教授の許状を持っています。
長年の経験から、「何に費用がかかるのか」といった全体像や費用の「負担を減らすコツ」を知っているため、これまで無理なく続けられてきました。
この記事では、茶道教室にかかる費用の全体像や月謝の相場、見落としがちな費用、初心者が費用を抑える方法について解説します。
- 茶道教室にかかる費用の全体像
- 年間でかかる費用
- 月謝の相場や内訳
- 見落としがちな費用
- 初心者が費用を抑える方法
この記事を読めば、茶道教室にかかるお金の全体像がわかり、自分に合った無理のない始め方が見えてきます。
目次
【全体像】茶道教室の費用は大きく3つ!

茶道教室に通いたいけれど「費用はいくら?」「何がかかるの?」と不安に思いませんか?

具体的にどのくらいかかるんだろう。
茶道教室にかかる費用は、大きく分けて下の3つがあります。
- 最初にかかる費用(約15,000円~)
- 月謝や稽古に関係する費用(約2,000円~)
- 茶会や許状に関係する費用(約10,000円~)
細かい金額や内訳などは、通われる教室や先生によって変わるので、あくまで目安としてお考えください。

全体像がわかっていると安心だね。
最初にかかる費用
茶道教室へ通う際は、先生への挨拶や入門セットをそろえる費用がかかります。
先生への挨拶は、月謝1か月分の1万円前後が目安です。

先生への挨拶?
茶道教室では、正式に通う前に、先生へ「これからよろしくお願いいたします。」と挨拶に伺います。
挨拶へ伺う際は、挨拶料である「束脩(そくしゅう)」が必要です。
束脩については、下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

最近の初心者向け教室では、挨拶料(束脩)は不要な場合もあります。
稽古で必要な入門セットは、5,000円前後で一式揃えられます。
茶道初心者が必要な入門セットのおすすめ道具や使い方、選び方については、下の記事をご覧ください。
月謝や稽古に関係する費用
茶道教室の費用で2つ目に大きくかかるのは、月謝や稽古に関係する費用です。
月謝は、1万円前後が多いですが、通われる教室によって変わるので、事前に確認しておきましょう。
お金のことを聞くのは、戸惑うかもしれません。
しかし、稽古を無理なく続けていくためにも必要な情報なので、見学や挨拶に伺った際に聞いてみましょう。
月謝ではなく、1回の稽古で2,000円と回数制のところもあります。
また、月謝とは別に特別な稽古をした際には、費用がかかります。

特別な稽古って何?
例えば、茶会のために普段の稽古以外で特別に先生から教えていただく場合などです。
先生の貴重なお時間をいただいているので、「お礼」の気持ちですね。
その他に、稽古で使うお茶やお菓子、お炭、冷暖房代がかかることもあります。
月謝以外にかかるお金は、教室によって違いますので、きちんと聞いておくと安心です。
茶会や許状に関係する費用
茶道では、茶会や許状に関係する費用も必要です。
茶会は、お客様として参加する場合は、事前に「参加料」当日に「水屋見舞」または「御礼」、挨拶代わりのお菓子などが必要になってきます。
しかし、茶会に参加するかどうかは仕事や家庭の都合もあるため、自由なので負担に思う必要はありません。
私も仕事が忙しいときや育児で手が離せないときは茶会に参加せず、行けるときに稽古だけお願いしていました。
許状は、簡単にいうと茶道の資格のことです。
許状については、下の2つの記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
茶道教室の月謝の相場と内訳

茶道教室の費用で毎月かかるのは「月謝」です。
月謝の相場や内訳を事前に知っておくと安心です。
月謝の相場
茶道教室の月謝の相場は、
2,000円〜10,000円程度が目安です。
都市部や有名な先生の教室では、やや高くなる傾向があります。
初心者向けの教室であれば比較的通いやすい価格帯もあるので、探してみるのがおすすめです。
月謝に含まれるもの/含まれないもの
月謝には、下の内容が含まれていることが多いです。
- 通常の稽古代
- お茶やお菓子代
ただし、下の2つは月謝に含まれず、別料金がかかることが多いです。
- 特別な稽古
- 茶会の参加費など
特別な稽古とは、普段の稽古以外の時間で先生に教えていただくときなどです。
また、茶会の参加費なども月謝に含まれていません。
月謝については、事前に先生とよく確認しておくと安心です。
通う頻度で費用はどう変わる?
多くの教室では、
- 月2回
- 月3〜4回
など回数が決まっています。
当然、回数が増えるほど費用は上がりますが、初心者のうちは無理のない頻度で十分です。

私も仕事が繁忙期のときは、稽古の回数を減らしていました。
年間でどのくらいかかるのか

あくまで目安ですが、初心者の場合は
- 初期費用:5,000円〜20,000円程度
- 月謝・回数制:2,000円〜10,000円程度
年間で考えると、30,000〜140,000円程度になることが多いです。
茶会への参加や許状取得をする場合は、さらにかかります。

計画的に茶道用の貯金をしてる方も多いです。
意外とかかる?見落としがちな費用

月謝や道具代以外にも、かかる場合がある費用があります。
交通費や食事代
教室に通う際は、交通費や食事代も忘れがちです。
一年を通して通いやすいかは、重要なポイントになります。

雪の多い地域だと、冬も通えるのか確認が必要です。
また、稽古のあとに皆さんで軽食をいただくこともあります。
参加する場合は、食事代が必要になるので注意しましょう。
初心者の着物
茶道教室へ入ると「着物が必要なのでは?」と不安になりませんか?
初心者のうちは洋服でも問題ないことがほとんどです。
ただ、いざ着物が必要になったとき際、慌てないように早めに1セット用意しておくと安心です。
下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
お中元・お歳暮
茶道は、贈り物の文化を大切にしているので、お中元やお歳暮を先生へ贈る場合があります。
あくまで感謝の気持ちを表すためなので、必ず贈らなければならないというわけではありません。
先生によっては、入門する際に「お中元やお歳暮などは必要ないですよ」とおっしゃってくださる方もいます。
基本的には夏にお中元、年末にお歳暮をそれぞれ3,000円~5,000円前後で贈ります。
茶道教室へ入門した際に、先生か先輩方へ聞いてみるのも後々困らずに済みます。
茶道教室の費用を抑える方法

茶道教室は、「費用が高そう」というイメージがあるかもしれません。
習い事なので様々なことに費用がかかります。
ただし、茶道教室は工夫次第で負担を抑えながら始めることができます。
なぜなら、初心者向けの教室や道具レンタルを用意している教室も増えてきているからです。

私も最初は持っていない道具はレンタルしてました。
他にも、費用を抑えてながら茶道教室を続けていくコツがあるので詳しく紹介します。
初心者向けの教室を選ぶ
初心者向けの教室であれば、比較的リーズナブルなところが多いからです。

初心者向けの教室ってどうやってわかるの?
初心者向けの教室は、下の2つの内容がはっきりしていると安心です。
- 月謝の内訳が明確
- 初心者歓迎と表記がある
どんな費用がかかるのか、月謝などの料金設定がはっきりしているか確認してください。
教室に入ってから「思わぬ出費」にならないようにすることが重要です。
また、「初心者歓迎」や「初心者さんから習えます」といった内容が書かれた教室を探しましょう。
茶道教室の中には、「新入会できる方は経験者のみ」というところもあるからです。
道具を無理に揃えない
茶道教室に通う際は、稽古に最低限必要な入門セットのみにしておきましょう。

最初に全部揃えてしまいたい。なんで入門セットだけなの?
最初は、どんな道具がいつ必要なのか、どんな道具が使いやすいのかわからないからです。
道具は急いで揃えず、入門セット以外は必要になったときに購入してください。
「入門セットはどれがいいの?」という方には、下の商品がおすすめです。
茶道教室によっては、レンタルしているところもあるので、先生に確認してみるのも良いでしょう。
- 最初は最低限必要な入門セットを用意
- その他の道具は必要になってから買う
- 借りられるものは借りる
- 先生や先輩方におすすめを聞く
何か必要になった際は、先生や先輩方におすすめの道具を聞くのもおすすめです。

私も入門してしばらくしてから先生に聞きました。
道具のカタログを見せていただけたり、近くの茶道具屋さんを紹介してくださったりするかもしれません。
【まとめ】茶道は工夫次第で無理なく始められる

茶道は「お金がかかる」というイメージがありますが、実際には工夫次第で無理なく始めることができます。
- 費用はコントロールできる
- 最初は最低限でOK
- 自分のペースで大丈夫
自分に合ったペースで始めましょう。






コメント