裏千家茶道の行之行台子(風炉)の備忘録になります。

行之行台子(風炉)は、奥伝の1つです。
奥伝とは、許状(きょじょう)をいただいた方のみ学ぶことができる内容になります。
許状については下の記事がおすすめです。
今回は、裏千家茶道の行之行台子(風炉)の備忘録をまとめています。
備忘録となっていますので、詳しい内容などは直接ついている先生に教えていただくのがおすすめです。
行之行台子とは?

行之行台子の読み方は、「ぎょうのぎょうだいす」です。
別名「乱れ荘(みだれかざり)」ともいいます。
裏千家茶道で、奥伝(おくでん)と呼ばれているお点前の1つで口伝のみで詳細が伝わっています。
一般に習うことのできる奥伝は大きく4つあります。
【奥伝】
- 大円真台子(だいえんのしんだいす)
- 大円草(だいえんのそう)
- 真之行台子(しんのぎょうだいす)
- 行之行台子(ぎょうのぎょうだいす)
奥伝については書籍などには載っていません。
行之行台子のような奥伝は、習っている先生から直接ご指導いただく必要があります。
>>>【中古】 茶道の歴史 茶道学大系第2巻/谷端昭夫(編者),千宗室を楽天市場で見てみる
ただ、書籍で茶道の歴史を学びつつお稽古するのも面白いのでおすすめです。
現在のお茶との違いや奥伝の種類などを学べます。
行之行台子(風炉)の準備

【準備】
- 行台子(ぎょうだいす)
- 八卦盆(はっけいぼん)
- 水指(みずさし)
- 風炉(ふろ)
- 火箸(ひばし)・柄杓(ひしゃく)
- 建水(けんすい)・火舎蓋置(ほやふたおき)
- 棗(なつめ)
- 真塗天目台(しんぬりのてんもくだい)
- 天目茶碗(てんもくちゃわん)
- 元節(もとぶし)の茶杓
- 茶巾(ちゃきん)
- 茶筅(ちゃせん)
\組み立て式が便利♪/

組み立て式がおすすめです。
何かの茶会などで持ち出して使うこともできます。
使うときだけ出すことになります!
\実際に持って練習するのがおすすめ!/

実際の大きさを実感するためにも1つは用意しておくと便利です。
間に合せのお盆を使ってしまうと、やはり場の位置が変わってしまいます。
\蓋置の扱いも重要/
蓋置は種類によって扱いが違います。
特に上の蓋置は使う頻度が高いです。
1つ用意しておくだけで練習がいつでもできますよ♪
行之行台子(風炉)のまとめ

行之行台子は、奥伝の1つで口伝のみで伝わるお点前です。
奥伝には大きく4つあり、直接先生からご指導いただく必要があります。
行台子や八卦盆などを使ってお点前をします。
備忘録としてまとめたものになります。
コメント